冬なのに…
みなさんこんにちは、もっさんです。
ここ最近は2月なのに4月頃の陽気の日が続いたりと、まさに「暖冬」という感じですね。
暖かい日が続くと、人間としては過ごしやすくていいんですが、野菜たちにとっては少しリズムが狂ってしまうようです。
今回はそのような野菜のなかで、栽培中のたまねぎに関して少し心配なことがありましたので、書いていきたいと思います。
けっこうギリギリかもしれない
まずは現在のたまねぎ達の様子です。品種は中晩生のネオアースで、昨年の2023年10月26日に苗を植え付けました。
(茶色いのは風で飛んできた落ち葉です)
う~ん、適期に植え付けたつもりでしたが、この時期の中晩生の品種にしては全体的に大きい気がします。
ちなみに、マルチ栽培のため元肥控えめ。追肥も1月にちょこっとあげただけで、それ以降は追肥していません。
この時期に大きくなってしまうと、怖いのはやはり「トウ立ち」です。
タマネギを育てていると、花の蕾が上がってくることがあります。
これをトウ立ち(=抽苔)と言います。
蕾ができ花が咲くと、球が太らず硬い部分ができてしまいます。
タマネギ栽培.com
https://xn--ock7a3bwd939y2nu.com/%E3%82%BF%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%AE%E6%A0%BD%E5%9F%B9-qa/%E3%82%BF%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%AE-%E3%83%88%E3%82%A6%E7%AB%8B%E3%81%A1.html
また、トウ立ちの条件は以下のようになります。
タマネギは一般に、茎の直径が1cm以上になった苗が0~5℃の低温に1ヶ月以上遭うと、抽苔の原因である花芽を形成し、その後の高温・長日条件で抽苔する。
ナカハラのたね「玉葱の栽培」
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.nakahara-seed.co.jp/pdf/saibai/15_tamanegi.pdf
さて、ここで、栽培している中で特に大きなたまねぎの茎の直径を測ってみます。
ボーダーラインの1cmは~??
超えて……る?
ノギスで測った訳ではありませんし、目測ではありますが、1cmピッタリか、少し超えたというところ。
もちろん栽培中の全てのたまねぎがこの大きさという訳ではなく、見たところ十数本程度がこのくらいの大きさですが、それでも例年に比べれば多い…
この先も寒い日が続きますので、ちょっと心配です。
考えられる原因
ここまで大きくなってしまった原因としては、以下のようなことを考えています。
・暖冬
昨年から今年にかけて、全国で暖冬傾向が強まった。その影響で、本来休眠に入るべき時期になってもダラダラと成長を続けてしまった。
・肥料過多
元肥、追肥ともに控えめにしたつもりだったが、前作の残肥や、マルチによって肥料の流亡が少なかったことで、意図せず多肥状態になってしまった。
・植え付け時期
暖冬を見越して、もう少し遅く植え付けるべきだった。
まとめ
いろいろと原因は考えられますが、大きくなってしまったたまねぎを小さくさせる術はありませんので、このまま経過観察といたします。トウ立ちせずに収穫までこぎ着けられることを祈るばかりです。
途中経過もアップしていく予定ですので、そちらもぜひ読んでみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
みなさまによい一日が訪れますように…
それでは!
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