3月22日、種芋を定植しました!
梅も満開を迎え、彼岸も過ぎ、だんだん春っぽくなってきたということで、今年もじゃがいもを植え付けて参りました。
定植の様子
今年は「キタアカリ」、「ホッカイコガネ」、「インカのめざめ」の3品種を植え付けました。
まずは畝に30cm間隔で種芋を置き、穴を掘る場所を決めていきます。
場所が決まったら、移植ごてで穴を掘り、種芋を落としていきます。マルチ栽培なので、種芋の上にだいたい8~10cmほど土がかぶさるようにしていきます。
拡大するとこんな感じ
あとは除けた土を埋め戻して、軽く鎮圧し、
黒マルチをかけて植え付け完了です!
※インカのめざめはスペースの都合上、別の畑に植えました
ちょっと実験
種芋のヘソ切り?
みなさんは「種芋のヘソを切って植えると、発芽が早くなる」という話を聞いたことがありますか?
農学博士の木嶋利男氏によれば、
芋が親株とつながっていた部分である「ヘソ」からは芽の生長を抑制するホルモンが分泌されており、ヘソを切り落として植えることで、その後の芽の生長が促進される。
とのことのようです…
……本当か???
疑問に思ったら実験できるのも家庭菜園のいいところ。ちょうど良い機会なので、今回は
『ヘソ切りをする/しないで発芽の早さに差は出るのかどうか』
について実験してみたいと思います!
実験の条件
大それたものではありませんが、今回の実験の条件は以下のようになります。
- 品種はキタアカリ
- 種芋の重さ約40~60g
- 同じ購入日、同じ購入店舗、同じ浴光育芽日数
- 施肥量、植え付け深さ、植え付け日も同じ
- 芽の長さは約7mm
- 隣り合った畝を使用
- 8個ずつ植え付け
- ヘソを切った種芋、何もしない種芋で比較
畝の様子
実験するために植え付けた畝はこんな感じ
果たしてヘソ切りの有無によって発芽の早さに差は出るのか、これから楽しみです!
ちょこっと付け足し
今回は芽出しをした種芋を使用しましたが、ヘソ切りは、「そもそも芽が出ていない種芋に行う事で効果を発揮するもので、既に芽が出た種芋では効果がない」という見解があります。また、種芋の一部を切り取ることになるので、種芋が土中で腐敗するリスクも高まります。そのため、秋作ではおすすめできません。
まとめ
今回はじゃがいもの植え付けの様子と、ヘソ切りの実験について書いてみました。実験の経過や結果なども、追々アップしていきます。
全ての種芋がちゃんと発芽してくれることを祈るばかりです…
最後までご覧いただきありがとうございました。
みなさまによい一日が訪れますように…
それでは!
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