こんにちは、もっさんです!
近所の梅の花がぼちぼち咲き始めました…と、いうことはじゃがいもの土作りのタイミングですね!(自分の中では)
今回はじゃがいもの土作りの様子になります。
それではどうぞ
土作り-今年は少しやり方を変えて-
今回耕していくのはこちらの白菜跡地。すでに荒起こしはやってあります。
まずはこちらに牛糞堆肥を撒きまして、
次に自家製の籾殻くん炭ぼかしを投入します。
こちらは肥料効果よりは微生物や菌の増加を狙っています。さしずめ微生物くん達のエサですね。
次に、こちらの資材を投入していきます。
畑のカルシウム
こちらは硫酸カルシウム資材になります。じゃがいもはやや酸性~中性の土を好み、土がアルカリ性に傾いていると「そうか病」などが発生しやすくなり、肌の汚い芋ができてしまいます。(食べることはできますが)
苦土石灰や有機石灰などは土のphを上げてしまいますが、こちらの資材は畑の土をアルカリ性に傾けることなくカルシウムを補給できます。
じゃがいもの肥料
一見じゃがいものためにNPK比が調整されているように思えますが、中身は有機化成肥料のオール8号です。じゃがいもは短期決戦の野菜&春先は土中の微生物の動きが活発でないため、緩効性の有機肥料より、即効性のある化成肥料を使います。
BMようりん
ク溶性(植物の根から出る酸によって溶解・吸収される)のリン酸肥料です。リン酸の他にマグネシウム、ケイ酸、ホウ素などの微量要素や石灰質を含みます。
じゃがいもは塊茎(茎の一部)が肥大してできるものなので、茎の成長に大きく関与するリン酸を少し多めに施す目的で、今年から使い始めました。微量要素の補給も狙います。
これらの資材をパラパラと撒いたあとがこんな感じ。
ようりんは石灰質を含むので、気持ち少なめに撒きました。
(ちょっと影で見づらいですね、すみません)
そんでもってこいつらをえっさほいさと耕して、
軽く畝の形を作ったら終了です。
この時期は動いてもちょうど良い暖かさですが、暑くなってくるとミニ耕運機や管理機が欲しくなります…
じゃがいもって置き肥で育てるのでは?
じゃがいもを植えるときは、
畝を立てる→中央を割る→種芋を等間隔に並べ、芋と芋の間に肥料を置く→埋める
という方法がよくとられます。
途中で土寄せや追肥を行う慣行的なやり方であれば、これはそこまで苦に感じません。しかし、私はいつも黒マルチ栽培でじゃがいもを育てています。
マルチ栽培は途中で土寄せや追肥をしない分、(私の場合)種芋を深めに植え付け、肥料も最初に全量施肥しちゃいます。
去年まではマルチ栽培といえど、以下の写真のように置き肥で種芋を植え付けてました。
ただ、このやり方だと少々デメリットに感じる部分もありまして…
- わざわざ畝を割るのが面倒くさい
- 根は四方八方に伸びるのに、種芋の両側にだけ肥料を置くのは吸収効率悪くない?
- 根が肥料やけする可能性がある
すぐに思いつくだけでも、このような点がデメリットととして挙げられます。そこで今回からは、
・置き肥→最初から全面施肥
・植える場所だけ穴を掘って植え付け
こんな感じでやり方を変更してみたいと思います。
まとめ
今回はじゃがいもの土作り&植え付け方法について書いてみました。今回の方法で良い結果が出れば、今後はこのやり方でじゃがいもを栽培していきたいと思います。
あと2週間程度したら、実際に種芋を植え付けたいと思います!
おまけ
畑の裏手にはふきのとうが生えていました。やわらかな風味とほろ苦さに、春の訪れを感じました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
みなさまによい一日が訪れますように…
それでは!
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