みなさんこんにちは、もっさんです。いろいろと忙しくて更新が遅くなっちゃいました💦
4月に入り、ようやくじゃがいもの芽が出てきました。今回はその様子と、実験の結果について書いていきたいと思います。
発芽後の様子
インカのめざめ
一番発芽が早かったのはインカのめざめ。植え付けてから約2週間後の4月5日に発芽しました。さすが極早生品種ですね!
それから10日ほど経ったころには
こんな感じで次々と芽が生えそろい、全ての株を発芽させることができました。
キタアカリ
キタアカリは植え付けからちょうど3週間ぐらいで発芽が揃いました。こちらも全ての株が発芽しました。極早生のインカのめざめよりは1週間ほど芽が出るのが遅かったですね。
ホッカイコガネ
(拡大写真で申し訳ありません)
こちらは3品種のなかで一番遅く、3週間と数日で発芽しました。しかも出た芽の半分くらいはもやしのような弱々しい芽…
ホッカイコガネの早晩性は中晩生で、調べたところでは初期生育が遅く、枯凋期もかなり遅いとのことでした。
この後に尻上がりに成長していくのを願うしかありません。
う~ん、ちょっと品種選びを間違ったかもしれません。
収穫までの期間が長いということは、その後に育てる野菜のスケジュールにも影響してきます。
来年からは、またメークインとかに戻そうかな…
とはいえ、植え付けから4週間経ったころには、キタアカリもホッカイコガネも全株芽が出そろいました。
左2列がキタアカリで、一番右がホッカイコガネです。
写真で比較すると、早晩性の違いが成長の違いに顕著に現れています。
実験の結果
結論
さて、以前の記事で「種芋のヘソ切りは発芽の早さに影響を及ぼすのか」という実験を行いました。
さっそく結論から申し上げますと……
『ヘソ切りをした種芋のほうが発芽が早い』
でした。
では、細かく経過を見ていきましょう。
実験の経過
今回の実験では、種芋のヘソ切り以外、同じ条件の隣り合った畝で比較を行いました。
植え付けから14日後、最初に芽が出てきたのはヘソ切り処理を施したほうでした。
植え付けから16日後、ヘソ切りをしていないほうの畝でも発芽を確認しました。
ヘソ切りをしたほうの畝は、続々と発芽しています。
植え付けから19日後、ヘソ切りを施したほうの畝は、全ての株が発芽しました。
ヘソ切りを施していない畝は、まだ奥のほうが発芽していません。
植え付けから21日後、2日遅れて、ヘソ切りをしていない畝も全株発芽しました。
まとめ
以上の結果から、ヘソ切りを施すと、
・発芽→2日ほど早くなる
・発芽の揃い→2日ほど早くなる
ということが分かりました。
ただし、今回は8株という少数で実験を行いました。生産農家さんが扱うような膨大な数の種芋で実験を行った場合、結果はまた違ってくるものと考えられます。
考察
今回の実験では、ヘソ切りをすると「約2日」発芽が早くなることがわかりました。この「2日」という日数をどう捉えるかは人それぞれだと思います。
やってもやらなくても、たいして変わらないんだから、ヘソ切りをする手間は無駄だとも考えられますし、少しでも多く光合成の時間を稼げるのであれば、ヘソ切りをしたほうが良いとも考えられます。ちなみに私は後者です。
今後、収穫のタイミングで、ヘソ切りに効果があったのか、再検討してみたいと思います。
おわりに
今回はじゃがいもの発芽の様子と、ヘソ切り実験の結果について、つらつらと書いてきました。
とりあえず欠株が出ることなく、全ての株が発芽してくれたので一安心です。このまま病気などになることなく、無事に収穫までたどりついてほしいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
みなさまによい一日が訪れますように…
それでは!
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