じゃがいも計画2024~発芽編~

じゃがいも

みなさんこんにちは、もっさんです。いろいろと忙しくて更新が遅くなっちゃいました💦

4月に入り、ようやくじゃがいもの芽が出てきました。今回はその様子と、実験の結果について書いていきたいと思います。

発芽後の様子

インカのめざめ

一番発芽が早かったのはインカのめざめ。植え付けてから約2週間後の4月5日に発芽しました。さすが極早生品種ですね!
それから10日ほど経ったころには

こんな感じで次々と芽が生えそろい、全ての株を発芽させることができました。

キタアカリ

キタアカリは植え付けからちょうど3週間ぐらいで発芽が揃いました。こちらも全ての株が発芽しました。極早生のインカのめざめよりは1週間ほど芽が出るのが遅かったですね。

ホッカイコガネ

(拡大写真で申し訳ありません)

こちらは3品種のなかで一番遅く、3週間と数日で発芽しました。しかも出た芽の半分くらいはもやしのような弱々しい芽…

ホッカイコガネの早晩性は中晩生で、調べたところでは初期生育が遅く枯凋期もかなり遅いとのことでした。
この後に尻上がりに成長していくのを願うしかありません。

う~ん、ちょっと品種選びを間違ったかもしれません。
収穫までの期間が長いということは、その後に育てる野菜のスケジュールにも影響してきます。
来年からは、またメークインとかに戻そうかな…

とはいえ、植え付けから4週間経ったころには、キタアカリもホッカイコガネも全株芽が出そろいました。

左2列がキタアカリで、一番右がホッカイコガネです。
写真で比較すると、早晩性の違いが成長の違いに顕著に現れています。

実験の結果

結論

さて、以前の記事で「種芋のヘソ切りは発芽の早さに影響を及ぼすのか」という実験を行いました。

さっそく結論から申し上げますと……

『ヘソ切りをした種芋のほうが発芽が早い』

でした。
では、細かく経過を見ていきましょう。

実験の経過

今回の実験では、種芋のヘソ切り以外、同じ条件の隣り合った畝で比較を行いました。

植え付けから14日後、最初に芽が出てきたのはヘソ切り処理を施したほうでした。

植え付けから16日後、ヘソ切りをしていないほうの畝でも発芽を確認しました。

ヘソ切りをしたほうの畝は、続々と発芽しています。

植え付けから19日後、ヘソ切りを施したほうの畝は、全ての株が発芽しました。
ヘソ切りを施していない畝は、まだ奥のほうが発芽していません。

植え付けから21日後、2日遅れて、ヘソ切りをしていない畝も全株発芽しました。

まとめ

以上の結果から、ヘソ切りを施すと、

・発芽→2日ほど早くなる
・発芽の揃い→2日ほど早くなる


ということが分かりました。
ただし、今回は8株という少数で実験を行いました。生産農家さんが扱うような膨大な数の種芋で実験を行った場合、結果はまた違ってくるものと考えられます。

考察

今回の実験では、ヘソ切りをすると「約2日」発芽が早くなることがわかりました。この「2日」という日数をどう捉えるかは人それぞれだと思います。
やってもやらなくても、たいして変わらないんだから、ヘソ切りをする手間は無駄だとも考えられますし、少しでも多く光合成の時間を稼げるのであれば、ヘソ切りをしたほうが良いとも考えられます。ちなみに私は後者です。
今後、収穫のタイミングで、ヘソ切りに効果があったのか、再検討してみたいと思います。

おわりに

今回はじゃがいもの発芽の様子と、ヘソ切り実験の結果について、つらつらと書いてきました。
とりあえず欠株が出ることなく、全ての株が発芽してくれたので一安心です。このまま病気などになることなく、無事に収穫までたどりついてほしいです。



最後までご覧いただきありがとうございました。
みなさまによい一日が訪れますように…
それでは!

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